(9/17特許の重要性(20)でも一部お伝え済みですが、)
9月の初め2日間、末の1日は、鳥取大学の電気情報系1年の「技術者倫理」集中講義の一部担当にて、
初めてのZOOMでのリモート講義を経験しました。対面と全然違って、大変でした。
特に、グループ討議は人海戦術的に講師群での協力が必要でした。
今月10月入っての先週末は、同大学の機械物理系3年での同授業でした。
今回は、Goole Meetによるもので、講師の不慣れもあって、ZOOM以上に困難を極めました。
特に、Manabaという大学のシステムを同時に使って、ファイルの提出等もあって、複数のパソコンに対して、
ご担当の大学教授含めて、講師が行ったり来たりで、へとへとでした。。。
さて、本論です。
特許調査・対策の続きは、より実務的な内容となるので、またの機会とします。
今回は、電子部品とは、です。
自動車用の電子部品を調査する機会があって、改めて、調べました。
良く大手電子部品メーカ6社とか8社とか、いう場合は【広義】で使っているようで、
【狭義】の電子部品を、アッセンブルした部品や機器も「電子部品」というようです。
【狭義】の電子部品は、IC,ダイオードなど半導体である「能動部品」と、
LCRである「受動部品」と、端子、スイッチ、コネクタ等の「補助部品」に分類されるようです。
私が経験したLTCC積層部品は、LとCと内部に含む部品=受動部品でした。
高密度設計が必要性によって、部品上部にダイオードを搭載したモジュール部品=広義の電子部品、へ発展したことになります。
村田製作所の主力の一つは受動部品である積層コンデンサですが、能動部品事業(携帯電話の送信用パワー半導体を作っていた日立の小諸工場など)の買収を進めて、
広義の電子部品メーカに成長していったよう感じています。
(自動車分野での、デンソーに似ていて、「その気になれば、」本体も作れちゃう、感じを持っています。)
ロームも、元々はR:抵抗とohm:抵抗の単位が、社名の由来で、従来から「チップ抵抗器」が主力のメーカであったとのイメージですが、
現在は、モジュール(例えば、自動車用のカメラモジュール)やユニットも主力製品のようです。